埼玉、保険料払えず受診出来ないまま5人死亡・甘すぎる調査・同じ死亡事例は全国でも

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埼玉県では昨年度、保険料が支払えないなどの理由で医療機関での早期受診ができずに死に至ってしまった人が5人いることが判明しました。

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事件の概要

病院

埼玉県では昨年度、保険料が支払えないなどの理由で医療機関での早期受診ができずに死に至ってしまった人が5人いることが判明しました。

調査の詳細はこちらです。

調査は県民主医療機関連合会に加盟している県内16の病院や診療所について行われまし た。

昨年度、保険料滞納などで無保険となり経済的な事情で診察を受けられず、病状が進行したあとに通院を始めたため死亡に至った患者は、5人だったということです。

出典;テレ玉ニュース

今回の調査は埼玉県内の医療団体によって行われました。

調査対象となったのは県民主医療機関連合会に加盟する病院や診療所16箇所ということです。

このニュースを聞いたときに、亡くなられた方がいることにショックを受けるのと同時に、調査対象が少なすぎるのでは?と感じました。

今回の調査では対象が、「県民主医療機関連合会に加盟する病院や診療所」ということでしたが、埼玉県にある病院や診療所は一体いくつあるのか、また、「県民主医療機関連合会に加盟する病院や診療所」はいくつあるのか気になったので調べてみました。

次の項目で詳しくご説明します。

埼玉県の病院と診療所の数

病院

今年の情報を見つけることができなかったため、ここでは2016年の情報を例に取り上げます。

下で引用している資料によると、埼玉県内にある病院は342施設、一般診療所は4225施設。

合計すると4567施設あるということになります。(2016年10月1日現在)

埼玉
出典;第7次埼玉県地域保健医療計画

そして「県民主医療機関連合会に加盟する病院や診療所」は私が確認した限り今回対象となった16箇所の他にはないようです。(気になる方はこちらでご確認ください)

ということは単純計算で、埼玉県にある約0.3%の病院、診療所しか調査対象になっていないということですよね。

これは調査したといえるのか疑問が残ります…。

もしかしたら、県全体を調査したら同じ要因で亡くなられた可能性がある方がもっとたくさんいるのかもしれません。

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同じ要因の死亡事例は全国でも

同じく民医連の調査によるものですが、全国でも同じような事例が相次いでいます。

(018年5月30日)

 青森県内で昨年、国民健康保険料(税)が払えずに正規の保険証がなくなるなどし、経済的な理由で受診が遅れて死亡した人が少なくとも6人いたことが、全日本民主医療機関連合会(民医連)の調査で分かった。青森県民医連(青森市)は「氷山の一角」として、行政などによる積極的な支援を求めている。

出典;毎日新聞

(2017年8月2日)

県民主医療機関連合会(山梨民医連)は1日、経済的な理由から医療機関の受診が遅れたことにより、2016年に県内で男性1人が死亡したと発表した。出典;毎日新聞

解決策は?

29日の会見で県民主医療機関連合会の増田剛会長は「弱い立場の人たちの人権を守りたい」と述べ、社会福祉法にもとづき、特殊な事情で医療費の支払いを減額や免除する「無料低額診療制度」の周知徹底を図りたい考えを示しました。

出典;テレ玉ニュース

この制度を知っていたら生きられたかもしれない命があると思うと胸が痛みます。

少しでも多くの方に知ってもらいたいですね。

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